Episode2:ウォーミングアップ 集中力を高める
仕事をするにも、本を読むにも、趣味を深めるにも必須のスキルが集中力。
私も”天才児”と言われていた幼少期や少女時代(全く信じてもらえないとおもいますが、、、)には集中力と記憶力の高さには、少し人と違ったものがありました。
それが今やお客様へのメールの返信を書いていると、画面にチラチラ入ってくる新着ニュースが気になり、ミーティング中に、ついついメールが気になったり、タスクを整理したくなったりと、集中とは無縁の世界に降り立ってしまいました。
そんな私が手に取ったのが、「自分を操る 超集中力」。メンタリストDaiGoさんの著書です。
一番惹かれたのは「集中力で1年が13ヶ月になる」というフレーズでした。
幼少期に学習障害なのではないかと親族に心配されるほど、集中力がなかったDaiGoさんが、一日20冊の本を読みこなし、
さらに仕事もバリバリ、プライベートも充実させる秘訣が、この”集中力”の賜物だそうです。
ダラダラと作業してしまう。調べ物にすごく時間がかかってしまう。資料作成のスピードが遅い。
という私には、まさに喉から出が出るほどほしいチカラのひとつ。
では、実際にどうやって集中力を高めるのでしょうか。
意識の持ち方としてはこんな感じです。
・集中するポイントを明確にしてから取り組む。
・それ以外はできるだけ自動化・習慣化してパワー(文中ではウィルパワーという言葉を使っています)を節約する。
・脳の仕組みを理解し、集中しやすいサイクルに自分の仕事を当てはめる。
あとは、それを実践する具体的な方法が紹介されています。
また、より質の高いアウトプットを出すための、脳の鍛え方や、睡眠、など、日常生活にすぐに取り入れられるようなテクニックが理論とともに書かれています。
例えば、毎日の適度な運動や、自分にあった睡眠のとり方、時間の使い方や、タスク管理の仕方、など。
中でも特に気になったのが、脳を自分でコントロールできるようになるという”瞑想”というもの。
最近、瞑想=Meditationという言葉は国内外でも良く耳にしているけれど、オカルティックなものとしてスルー
して来た人も多いはず。
私も半信半疑で試してみたら、想像以上に良かった!何がいいってモヤモヤがスーと消えていく感じがするんですね。
脳をできるだけヘルシーな状態に保ち、集中力を高めるのに、この「モヤモヤ」が大敵なんです。
ああでもないこうでもないと悩んでいる間に、前頭葉に眠る脳のパワーが消費されてしまう。実はこのパワー、眠らないと回復しないんだそうです。
でも瞑想によってこのパワーのキャパシティを増やすことができるし、少しだけ消費した分を回復できるそう。
また、感情をコントロールする力もつくようなので、イライラしがちな方や、つい感情的な文を綴ったメッセージを送ってしまいそうな方にもおすすめできますね。
この本を通じて、自分のココロやカラダをいたわるのと同様に、「脳をいたわる」という概念を知りました。
口語で書かれているため読みやすいのもいいですね^^
集中力を高めて生産性を高めるためのコツ、どんどん実践してみます!
▶「自分を操る 超集中力」 by メンタリストDaiGoさん